2006-04-02から1日間の記事一覧

作者の死

「作者の死」と言うことは、三浦つとむさんが、構造主義者の妄想として退けていた事柄だった。三浦さんは、「作者の死」と言うことを作者の存在がないということと受け取った。もし、作者がまったく存在しないのなら、作品は自動的に生み出されると言うこと…

映画の評価について

今週配信されたマル激は、無料だということなので、映画に関心がある人はぜひ見ることをおすすめする。映画の評価というものについて深く考えさせてくれる、一流の映画評の言説が語られている。僕は、かつて「ディア・ハンター」というアカデミー賞映画を、…

内田樹さんの一流性

内田樹さんは、その評価が両極端に別れる人で、とんでもない間違った言説を撒き散らす人だと評価する人もいれば、僕のように、その語ることに一流の香りがすると高く評価する人もいる。僕が、内田さんが一流の言論人だと確信したのは『寝ながら学べる構造主…