2006-04-16から1日間の記事一覧

カントの一流性

僕が初めてカントの名前に出会ったのは、三浦つとむさんの「物自体」に関する批判の文章の中でだった。それがどこに書かれていたのか探したのだが見つからなかった。記憶を頼りに考えてみると、それは、科学的認識に関わる文脈だったように思う。「物自体」…

「反証可能性」という言葉について

「反証可能性」という言葉を使って科学を語る言説をよく見かけるのだが、たいていはそれが的はずれのように感じている。科学に対するこのような的はずれの言説が蔓延しているのは、「反証可能性」という言葉自体に原因があるのか、それともこの言葉の理解に…

江川達也氏の言説は一流だ

「江川達也氏の言説は一流か」と言うことで、昨日は考えてみたが、考えれば考えるほど、僕には一流だと思えるようになった。そこで、昨日は断定出来なかったが、今日は断定的に「だ」と言い切ることにした。手塚治虫さんについて考察したことを考えようと思…